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店長木下の気まぐれロード旅 群馬600日本国道3Peaks編

2024.06.11
こんにちは。
店長木下です。

「BRM601群馬よしおか600日本国道3Peaks」行ってきました!

今回のブルベは600kmの中でも獲得標高が8000m以上ある、高難易度ブルベです。
コースを見ただけでも気絶しそうです。
今回は「SCHWALBE PRO ONE」のタイヤ+TPUチューブを試してみます。
何気に初のブラウンサイド。うん、悪くない。

先に書いちゃいますが、高いグリップ力で路面をしっかり捉えてくれます。捉えすぎて漕ぎ出しはちょっと重いですが、その分快適性と安定感があるバランスの良いタイヤです。
スピードが乗れば転がりもよく、35km/hくらい出ると気持ち良く走れます。
群馬到着。スタート地点の道の駅よしおか温泉。
朝6時スタート、快晴です。
今回は通過チェックのみでPCがありません。頂上の写真を撮っていくだけです。実にシンプル。
よくPCのコンビニを見落としてすっ飛ばしてしまうので、こっちの方が分かりやすくて良いです。
日光いろは坂のつづら折りを登って、
戦場ヶ原。長く緩い登りが続きます。
最初のピーク、金精峠を登り切りました。
ヨーロピアンなお城、ロックハート城。
 
出ました、渋峠。27km登りかぁ。
登ります。
まだまだ登ります。
2時間半くらい登ってます。
これが国道の最高地点だ……!

いやー長かった。
絶景…
真っ白で何も見えません。
2Peaks、渋峠制覇。
寒いので冷える前に下ります。
暗くなってきました。
いい感じのバス停発見。プレハブ小屋で、中にはソファー、隣に自販機つきの帝国ホテル。ちょうど眠気がきていたのでチェックインして仮眠。
通過チェック、白馬駅。0時ちょい過ぎ。
登り始めるとその先何もないので、朝4時のすき家と手前のコンビニで補給して、ビーナスラインに向かいます。

ここまで割と順調に来ていましたが、雨が降り始め、体温の低下と霧ヶ峰入り口の激坂で心が折れました。
高原と名のつくところはヤバイに決まってます。そして霧ヶ峰の名前のとおり霧で真っ白で先が見えませんでした。
晴れていれば絶景が拝めたかも知れませんが、また来たいとは思いませんでしたね。あ、バイクでなら来たいかも。
長い下りを終えて、また登ります。
ラスボス麦草峠へ。
この麦草峠のある国道299号線は通称メルヘン街道と呼ばれていますが、ちっともメルヘンな気分ではなく苦しく悶えますのでご注意。

麦草峠ラスト4kmで激しい雨に打たれながら、登り切りました。
下りは土砂降り、風も強い、視界も悪い、雨で濡れて寒い、決死のダウンヒル。ブレーキをかける指も冷たくて動かず、色々とマジでやばかった。
無事に生還、あとはゴールまでたどり着くだけ。
碓氷峠の連続カーブを下って、めがね橋が見えた時は最後の最後にテンション上がりました。
ゴール!今回も雨に苦戦しました。
距離600km、獲得標高9558m。35時間21分でした。
手がめっちゃふやけました。
ゴール受付で道の駅の温泉のタダ券をもらったので、行く以外の選択肢がありません。
雨で冷え切った身体に温泉が染み渡ります。最&高です。

高速乗ってSAでラーメン食べたら眠くて動けず、車で朝までぐっすり。帰ったらもう仕事だあ~
後日ブルベカードとメダルが郵送で届きました。200に続いてニューデザイン2枚目ゲット。

次は来月の1000kmに行ってきます。また次回レポートもお楽しみに!
おまけ。

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